大成建設は、同社が保有するバーチャル・リアリティ(VR)の高度化技術「Hybridvision(ハイブリッドビジョン)」を活用し、リアルスケールで整備後の環境を体感できるとともに、空調設備等の効果を視覚的に確認できる「データセンター熱解析システム」を開発した。
このシステムは、これまで大成建設が培ってきた技術を融合したものとなっている。
実物大のスケールのVR空間でデータセンター内の気流や熱環境を可視化、体感できる。
最大の特徴は、施設計画の初期段階で、図面データなどをもとにシミュレーションを繰り返すことで、より最適な空間・設備設計を行えるため、設計時での不具合を事前に把握・改善が可能になることである。
大成建設では、昨年から既に複数案件の受注につながっているという。今後は、顧客へのプレゼンテーションや実務レベルでの設計作業などに活用しながら、データセンターの受注拡大を図る考えだ。